人生について

六十路を超えて、遅ればせながら人生について決意した。

きっかけは先日記録した、30歳も年の離れた女性だ。

率直に自身の気持ちを相手に伝えることができる彼女を見ると、羨ましくて自分と比べてしまった。

今までの自分は決して人付き合いのいい方ではない。若い頃から無口で人と話すのが苦手だった。昔の職場でも取り付きにくいと男だと、送別会で上司から紹介されたことがある。不幸にも、言いたいことも言えずに我慢をすることが多かった。今もそうだ。

この性格だからと割り切り、自分の周りに壁を作っていた。自意識過剰の妙なプライドと人生観があった。こうありたい、こうしたいと思うことも自分から動かず、周りが気付いてしてくれるのを待つ受け身の姿勢だった。

50歳半ば頃、この先の人生を諦めていた。家庭がうまくいかなかったからだ。自分が我慢すればいいだけだと心に言い聞かせた。家と職場の往復を淡々とこなしてきた。

そんな中での先に紹介した女性の存在だった。周りに気を使いながらもコミュニケーションを取り人生を謳歌していた。自分は人生を損をしていると感じた。

その女性から好意をいただいた事が今は嬉しい。私自身も消えてしまったと思っていた懐かしい恋愛の感情を思い出させてくれた。

一度しかないこの人生を後悔しないように、毎日を真剣に生きたいと思うのだ。

30歳も年の離れた女性に感謝。